
お正月に向けて「一文字」を作りました。
令和4年12月13日、第6回わくわくタイムは「一文字を作ろう。」です。
講師は、〆飾り工房越野の宮下 縁(ゆかり)さんです。
まず初めに「一文字」と「しめ飾り」の意味と種類の説明がありました。しめ縄とは、稲穂の実る前の青々とした稲を刈り取ったものを乾燥させ藁束をらせん状により合わせた縄状のものに、紙垂(しで)をたらしたものです。神棚に飾る一文字は、神棚に向かって右側が太く(根の部分)、左側が細く(穂先の部分)なるように飾るそうです。
一文字やしめ飾りは、結界の役目をして不浄なものが入らないとされています。また、しめ飾りは神様を迎えるために不浄なものや悪霊を入れないとされ玄関などに飾るそうです。
さあ、青い稲わらのいい匂いをかぎながら一文字作り始まりです。
あらかじめ土台の縄を準備いただき、飾りとなる稲わらや穂先をそろえ輪ゴムとテープでまとめ、真ん中から手前に縄が2本出るように差し込んでいきます。バランスが難しく一直線になるように整えます。
白い紙を線の通り丁寧に切って紙垂(しで)を作ります。見本を見ながら差し込みます。
一文字の完成です。
参加者は、とても満足された様子で自分の作品を眺めて「うまくできたわぁー。」「お正月に使うわ。」と喜んでおられました。
皆様、お疲れさまでした。
来年も「わくわくタイム」お楽しみに!